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消化器外科

概要

大阪大学医学部消化器外科の関連施設として、5名の常勤医によって、消化器外科疾患ならびに一般外科疾患の診療を行っています。

すべての消化器外科疾患に対応
上部消化管、下部消化管、肝・胆・膵の各領域の専門医が在籍しており、消化器外科のすべての疾患に対して最新の診療を提供しています。
質の高い腹腔鏡手術、ロボット支援手術
日本内視鏡外科学会技術認定医が在籍しており、良性疾患のみならず悪性疾患に対しても積極的に腹腔鏡手術を行い、根治性を損なうことなく低侵襲な治療を提供しています。また、口ボット支援手術にも取り組んでまいります。
時間外の急性疾患にも対応
救急総合診療センターと協力して、急性腹症などの時間外の緊急手術にも対応しています。

特色・トピックス

食道癌、胃癌では進行癌に対して術前化学放射線療法を併用した集学的治療を、早期胃癌では積極的に腹腔鏡手術を行います。
大腸癌では、早期癌のみならず、進行癌に対してもほとんどの症例で腹腔鏡手術を行い、低侵襲かつ精密なリンパ節郭清を伴った質の高い手術治療を提供します。
肝、胆、膵領域の悪性疾患に対しても手術を含めた集学的治療が可能な体制となっています。良性疾患では、胆石症以外にも、鼠径ヘルニア、腹壁ヘルニア、食堂裂孔ヘルニア、直腸脱などの疾患医対して腹腔鏡手術を導入しており、患者さんに優しく、早期社会復帰が可能な治療を提供しています。
食道癌、胃癌、直腸癌は2018年4月から口ボット支援手術が保険適応となりました。手術支援口ボットda Vinciが導入され、当科でも積極的に取り組んでまいります。

主な疾患対象

悪性疾患
食道癌、胃癌、大腸癌、肝癌、胆道癌、膵癌、GISTなど消化器外科領域のすべての悪性疾患の診療を行います。
良性疾患
胆石症、胆嚢炎、胆嚢ポリープ、総胆管結石症、鼠径・大腿ヘルニア、腹壁ヘルニア、食道裂孔ヘルニア、直腸脱、痔核などの疾患の診療を行っています。虫垂炎・イレウス・急性胆嚢炎などの急性腹症に対しても、救急総合診療センターと連携して時間外でも対応いたします。

主な検査と治療

悪性疾患に対しては手術のみならず、化学療法、放射線治療、緩和医療など院内の各部門と協力して、それぞれの患者さんに最適の集学的治療を行っています。

手術実績

2022年1月~12月(12ヵ月間)
腹腔鏡下胆嚢摘出術 94件
腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 42件
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 31件
腹腔鏡下虫垂切除術 22件
胃悪性腫瘍手術(腹腔鏡) 12件
腹腔鏡下直腸切除・切断術 11件
肝切除術 9件
胃悪性腫瘍手術(開腹) 7件
膵切除術 4件