公益財団法人 日本生命済生会 日生病院

〒550-0012 大阪市西区立売堀6丁目3-806-6543-3581

文字サイズ標準font_btn_l

公益財団法人 日本生命済生会 日生病院
検索

眼科

眼科は、初診・再診ともに完全予約制となっております。

当科は大阪大学眼科学教室と連携し、常勤医師1名、非常勤医師8名で、白内障・角結膜疾患・緑内障・網膜硝子体疾患を中心に、地域の基幹病院としての立場から眼科疾患全般に対応できるよう努めております。デジタル画像ファイリングシステム、眼底造影検査機器、各種レーザー機器、OCT(前眼部・後眼部)、視野計などの最新の設備を誇り、質の高い医療の提供と患者様に満足していただける説明・啓蒙を診療指針に掲げています。

ほとんどの科を網羅する日生病院の一診療科として、全身状態のよくない症例や、眼科単科では対応困難な症例の眼科治療も他科と連携しながら行っており、更にニッセイ予防医学センターとも協力し、眼底検診による疾患の早期発見、予防に努めております。また、眼科疾患の難病認定申請に関する検査および臨床調査個人票の発行や、身体障害者手帳申請に関する検査および診断書・意見書の発行、視角障害者スポーツに関するサポートを行っています。

白内障とは?

カメラのレンズに相当するのが水晶体です。水晶体がにごると、光がうまく通過できず、光が乱反射して網膜に鮮明な像を結べなくなり視力が低下します。様々な原因で起こりますが、加齢によるものが多いですので、誰でも年をとるにつれ、水晶体は濁ってきます。症状は、目のかすみ、明るいところでまぶしくて見えづらくなります。またダブって見えることもあります。これらの症状が悪化して、日常生活に支障を感じるようであれば、手術が必要です。

緑内障とは?

何らかの原因で視神経が傷害され見える範囲が狭くなる病気で、眼圧上昇がその原因の一つと言われています。自覚症状はほとんどなく、知らないうちに病気が進行していることが多くあります。視神経の障害はゆっくりとおこり、視野も少しずつ狭くなっていくため、目に異常をかんじることはありません。眼の中の水(房水)の出口が徐々に目詰まりし、眼圧が上昇し、ゆっくりと病気が進行していく種類や、正常の範囲にもかかわらず緑内障になる種類もあります。自覚症状がなくて、たまたま受けた人間ドックの眼底健診で視神経がやせていることを指摘されて、初めてわかることがあります。

糖尿病網膜症とは?

血液の糖分(血糖)はからだを動かすエネルギー源となるので、大切なのですが、糖尿病になり、高過ぎると全身に障害が出ます。糖尿病に10年罹患すると、40%の人に網膜症が発症すると言われています。初期には、眼底出血を起こしても自覚症状がないため、治療をせず放置されることがあります。見えにくくなってから治療をされても、改善しないことがありますので、定期的に通院しましょう。(図1、写真1)

図1

外から入ってきた光は、角膜を通り、水晶体で光を屈折させて網膜に像を結びます。網膜に写された情報は脳に伝達されます。糖尿病になり、血糖コントロールが悪いと目の底にある網膜・黄斑という部分の血管が悪くなり、視力が弱まります。出血を繰り返し、中には失明する場合もあります。

写真1:糖尿病網膜症

脆くなった網膜血管からシミ状出血を生じています(左写真)。蛍光眼底検査(右写真)ではその場所から造影剤がしみ出ています。

病診連携を積極的に進めており、患者様の眼科かかりつけ医との連絡を密にとり、かかりつけ医よりの紹介→当科での手術等の急性期治療→かかりつけ医への逆紹介という基本方針で診療を行っております。お困りの症例がありましたらお気軽にご相談ください。