公益財団法人 日本生命済生会 日生病院

〒550-0012 大阪市西区立売堀6丁目3-806-6543-3581

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総合内科

主な疾患(治療方法)

  • 糖尿病

    糖尿病は、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンの分泌や働きが悪くなることで、血液中のブドウ糖(血糖)が高くなる(高血糖)病気です。
    高血糖の程度が強い場合は、のどの渇き・尿量の増加・やせ・疲労感などの自覚症状がありますが、それほど血糖値が高くない場合では自覚症状はほとんどありません。しかし、血糖が高いまま放置するとさまざまな合併症が出てきます。
    糖尿病の合併症には、神経障害・網膜症・腎臓病・動脈硬化症(脳卒中・心筋こうそく・えそ)などがあります。糖尿病の合併症で苦しむことがないように、出来るだけ早い時期に糖尿病を見つけ、患者さんの病態に合った治療を受けていただくことが大切です。
    当院では、日本糖尿病学会糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士・管理栄養士からなるチーム医療により診療に取り組んでいます。
    はじめて糖尿病と診断された患者さん、血糖コントロールがうまくいかずお困りの患者さん、糖尿病合併症で苦しんでおられる患者さんは、是非、ご相談ください。

  • 錦会について

    糖尿病の患者さんが、ご自身の治療の経験や工夫などを話しあい、患者さん同士や病院スタッフとの交流を深めていただき、より良い治療に結びつけることが出来るように、糖尿病患者友の会(錦会:にしきかい)としての活動を行っています(年会費3,000円)。
    錦会では、定期的に、糖尿病食事会・レクレーション・患者さんの貴重な体験談の報告、会報の発行などを行っています。
    また(社)日本糖尿病協会に加盟しており、常に新しい知識の導入をはかっています。さらに同協会発行の月刊誌「さかえ」が毎月配布されます。
    同じ病気をお持ちの患者さんと一緒に、糖尿病を良く知り、糖尿病と上手に付き合い、楽しい糖尿病ライフを送りましょう。

    ※入会ご希望の方は、診察担当の医師、看護師、または栄養相談室の管理栄養士にお気軽にご相談下さい。
    ※事務局はあったかサポートセンターとなっております。

  • 成人成長ホルモン分泌不全症

    成長ホルモン(GH: growth hormone)は、からだの成長に重要なホルモンで、脳にある下垂体とよばれる臓器から分泌されます。脳下垂体からの成長ホルモンの分泌が低下すると、成長期の発育が障害されます。
    それだけでなく、成長ホルモンは成人になってからも大切な働きをしています。タンパク質の代謝を促進し筋肉や骨を増やす作用のほか、脂肪の分解を促して体脂肪を減らし血液中の脂質代謝を調節しています。
    成人で成長ホルモンの分泌が不足すると、筋肉量や骨の量の減少、体脂肪の増加がみられ、脂質異常症の頻度も多くなることが示されています。また、動脈硬化症も起こりやすく、心筋梗塞や狭心症などの発症率も高くなることが報告されています。さらに、「疲れやすい」「やる気が出ない」「意欲が低下した」などの症状も出やすくなることが知られています。
    成長ホルモン分泌不全症は、小児期に成長障害で治療を受けていた患者さんだけでなく、成人してから発症する場合もあります。脳下垂体の腫瘍や炎症、頭部外傷などが原因で発症し、成長ホルモン以外の下垂体ホルモンの分泌障害を合併することもあります。
    当院では、成長ホルモン分泌不全症や下垂体機能異常症について診療経験の豊富な医師が診療させていただきます。手術や放射線手術(ラジオサージェリー)が必要な場合は、適切な脳神経外科医を紹介いたします。
    成長ホルモンの治療を考えておられる患者さん、成長ホルモン分泌不全症が疑われる患者さんは、是非、ご相談ください。

  • 先端巨大症

    先端巨大症は、アクロメガリーとも呼ばれ、脳下垂体の腫瘍から成長ホルモン(GH: growth hormone)が過剰に分泌され、全身にさまざまな異常をきたす病気です。
    手足が大きくなったり顔つきが変わったりするだけでなく、心臓や肝臓・甲状腺・舌などの臓器も大きくなる場合があります。また、汗の量が増える、いびきが大きくなるなどの症状も出てきます。高血圧や糖尿病などの病気を合併することも多く、このような病気で治療されている患者さんの中から先端巨大症が発見される場合もあります。
    脳下垂体にできる腫瘍はほとんどが良性で、一般的にはゆっくりと進行するため、診断された時には腫瘍がかなり大きくなってしまっている場合も少なくありません。脳下垂体の腫瘍が大きくなると、頭痛・視野欠損(両はしが見づらくなる)・下垂体機能低下症(月経異常など)の症状が起こる場合があります。
    先端巨大症の治療には、脳外科手術や薬物療法・放射線療法などがあり、患者さんの病気の状態に合わせて適切な治療方法が選択されなければなりません。技術の進歩により、最近では、負担の少ない手術ができるようになっていますが、手術前や手術後には内科的な管理が重要です。
    当院では、先端巨大症や下垂体腫瘍について診療経験の豊富な医師が診療させていただきます。手術や放射線手術(ラジオサージェリー)が必要な場合は、適切な脳神経外科医を紹介いたします。 先端巨大症が疑われる患者さんは、是非、ご相談ください。

  • 甲状腺疾患

    甲状腺ホルモンは、全身のさまざまな臓器に作用し、身体の機能調節に欠かせないホルモンです。
    甲状腺ホルモンが低下する病気には、橋本病(慢性甲状腺炎)・下垂体性(視床下部性)甲状腺機能低下症・先天性甲状腺機能低下症などがあります。甲状腺ホルモンが低下すると、全身倦怠・寒がり・むくみ・まぶたのはれ・体重増加・息切れ・月経過多・便秘などの症状がでてきます。
    一方、血液中の甲状腺ホルモンが高くなる病気(甲状腺中毒症)には、バセドウ病・亜急性甲状腺炎・無痛性甲状腺炎・プラマー病・下垂体性(視床下部性)甲状腺機能亢進症などがあります。このような病気では、動悸・発汗過多・体重減少・手の振るえ・軟便・月経量減少などの症状が出現します。
    このように、甲状腺ホルモンの異常はさまざまな症状を引き起こすために的が絞りにくく、患者さんは、診断されるまでにあちこちの診療科を受診されることも少なくありません。また、正しい診断がなされないままに薬物療法を開始されることもあります。
    また、甲状腺には腫瘍(良性腫瘍、悪性腫瘍)もあり、患者さんご自身が首の前方の「はれ」で気づくこともあります。手術を必要とする場合もあり、超音波検査を中心とした画像検査が必要です。
    当院では、甲状腺疾患の診療経験が豊富な医師が対応させていただいております。甲状腺疾患が疑われる症状のある患者さん、治療がうまくいかずにお悩みの患者さんは、ご相談ください。

  • 副腎腫瘍

    副腎は、左右両方の腎臓の上にある小さな臓器ですが、糖の代謝・カリウムのバランス・ショックへの対応などに必要なホルモンを分泌しています。
    副腎に腫瘍ができると、これらホルモンが過剰となり、クッシング症候群・原発性アルドステロン症・褐色細胞腫などの病気を呈し、高血圧や糖尿病・肥満・動悸などの原因となる場合があります。最近では、高血圧患者さんの約5%に原発性アルドステロン症が見つかったことも報告されています。
    一方、健康診断の普及に伴って、腹部超音波検査や腹部CT検査で偶然に副腎腫瘍が発見されるケースも増えてきています(副腎偶発腫)。このような患者さんの約50%はホルモン非産生腺腫であり一般的には治療を必要としません。しかし、約25%の症例でクッシング症候群や原発性アルドステロン症・褐色細胞腫が、1.4%の症例で副腎癌が見つかっており、この場合は治療が必要となります。したがって、副腎偶発腫が発見された場合は、どのような性質の腫瘍であるのか、治療を必要とするのかどうか、について精密検査が必要です。
    当科では、副腎および副腎ホルモンに関して診療経験の豊富な医師が診療させていただきます。また、手術が必要な場合は、熟練した泌尿器科医を紹介させていただきます。

  • 骨粗鬆症

    骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、骨の量や骨の質が低下して骨折を起こしやすい病気のことを意味します。
    脊椎骨(背骨)が骨折(圧迫骨折)すると、背中や腰の痛みが起こり、背骨が曲がってきます。背骨が曲がってしまうと、「家事や庭の手入れがしにくくなる」「頭の上に手が届きにくくなる」「階段を続けて上るのがむずかしくなる」など、日常生活で不便が出てきます。
    さらに、骨粗鬆症の患者さんがつまづいて転倒すると、大腿骨頸部(だいたいこつけいぶ)骨折が起こりやすくなり、寝たきりの原因にもなりかねません。
    男性に比べて女性のほうが骨粗鬆症の頻度が高く、50歳代の女性の10人に一人が、60歳代の女性の5人に一人が骨粗鬆症と診断されます。骨粗鬆症はさまざまな原因で起こる病気ですが、閉経後の卵巣ホルモンの欠乏が関係している患者さんが最も多く(閉経後骨粗鬆症)、そのほかに、ステロイド治療を受けておられる患者さんや甲状腺機能亢進症・糖尿病・胃の手術を受けた患者さんなども骨粗鬆症を起こしやすい(続発性骨粗鬆症)ことがわかっています。
    骨粗鬆症の診断のためには、骨密度(骨量)を正確に測定することが必要です。さらに、骨粗鬆症の患者さんは、骨の代謝状態を血液検査や尿検査で評価することもできるようになっています。 最近では骨粗鬆症を治療する良い薬が開発され、薬物治療を行うことで骨折を防ぐ効果もあることもわかっています。
    腰痛や背中の痛みのある患者さん、身長が低下してきた患者さんは、骨粗鬆症の可能性があります。当院では、専門のスタッフが、患者さんの「骨」の状態を診断し適切な治療を行いますので、ご遠慮なくご相談ください。

  • 関節リウマチ

    関節リウマチの治療はこの数年間で生物学的製剤を含む複数の薬剤の導入で大きな変革期を迎えています。病気の活動性のコントロールのみならず、関節の破壊の進行を阻止したり、身体機能障害の進行を回避したりすることが高い確率で可能となりました。実際、当院でも多くの患者さんが新しい治療にて改善や社会復帰をしておられます。また一部の患者さんにおいては、治療で改善した後に有効であった薬を中止しても症状がその後もでてこない、いわゆる“薬なしの寛解(治癒の可能性)”も認められるようになってきました。
    当院では、関節リウマチの診断を的確に行い、かつ関節だけではなく全身の合併症の評価を含めて一人ひとりの患者さんを総合的にみさせていただいた上で、その患者さんにとって最もいい治療を行っております。
    当院は日本リウマチ学会認定教育施設であり、臨床試験にも長期間参加してきた実績もあります。
    専門医・登録医の資格をもち、阪大病院免疫・アレルギー内科での教育・診療経験のある医師が主に診察させていただきます。
    関節リウマチの疑いのある患者さん、あるいは関節リウマチで治療中にもかかわらず改善なく困っておられる患者さんは是非、当院関節リウマチ外来にご相談ください。

  • 膠原病

    膠原病診療はきわめて専門性の高い内科の分野で、合併症の管理を含めたきめ細かな治療が経過と寿命に大きな影響を与えます。当院は日本リウマチ学会および日本アレルギー学会の認定教育施設であり、専門医・登録医の資格をもち、阪大病院免疫・アレルギー内科での教育・診療経験のある医師が主に診療させいただいております。
    また、これらの疾患は全身の多臓器に及ぶ病変を引き起こしますが、当院の多分野の専門医・診療科と連携し、迅速で総合的な診療を行っております。

    膠原病の症状:関節の痛みやはれ、原因不明の発熱、発疹、手指のはれ、レイノー症状(寒冷やストレスで指が白くなる)、繰り返す口内炎、蛋白尿、原因不明の筋肉痛、筋力低下など

    主な膠原病:全身性エリテマトーデス(SLE)、多発筋炎・皮膚筋炎、混合性結合組織病、結節性多発動脈炎、顕微鏡的血管炎、ウエジェナー肉芽腫症、ベーチェット病、強皮症、リウマチ性多発筋痛症、成人スティル病、シェーグレン症候群、アレルギー性肉芽腫性血管炎、RS3PEなど

  • 気管支喘息

    ぜいぜいする、ヒューヒューするなどの夜間・朝方に多い呼吸困難やせきでお困りの方、あるいは気管支喘息の治療を受けておられるにも関わらず改善されず困っておられる方は、是非、当科を受診してください。
    多種類の吸入薬、のみ薬、注射薬(抗IgE抗体)を使い分けて、患者さん一人ひとりの病状に応じたきめ細やかな診療を行っております。
    また、夜間に症状がひどくなることの多い病気ですので、もちろん、当専門外来で診療させていただいております患者さんが夜間や休日にひどい発作を起こされましたときには、当院の当直医が時間外外来または入院病棟にて治療させていただきます。

  • 肺がん

    悪性腫瘍が心臓病、脳卒中を抜いて、日本人の死亡原因の第一位となって久しいですが、悪性腫瘍の中でも、最近特に増加しているのが肺がんです。 がんは、遺伝子の異常が蓄積して増え続けるようになったがん細胞によって引き起こされる病気で、特に肺では、遺伝子異常を引き起こしやすいのがタバコです。 がんは不治の病とよく言われますが、周辺の臓器に広がったり、離れた臓器に転移することが治療を難しくしている原因です。 肺がんの場合、肝臓、骨、脳、副腎、そして肺の他の部位に転移する場合があります。ひとくちに肺がんと言っても、いくつか種類があり、 肺の中からがん細胞が発生する原発性肺がんと、肺以外の臓器にできたがん (大腸がんなど) が肺に転移を起こしてできる転移性肺がんの 2 つに分かれます。 そして原発性肺がんはさらに腺がん、扁平上皮がん、大細胞がん、小細胞がんの 4 つに分かれます。当科で診断・治療を行うのは、主として原発性肺がんです。
    原発性肺がんの治療は、早期ならもちろん手術を行いますが、転移を認める場合は放射線や抗がん剤を用いた治療を行います。 抗がん剤というと、「何ヶ月も点滴してきつい、副作用が強い。」といった印象を持たれがちですが、最近では吐き気や血液異常など副作用のあまり出ない点滴薬や内服薬が増えてきました。 また気管支鏡など検査によってとられたがん細胞を調べることで、一部の遺伝子異常が分かるようになってきました。 これら遺伝子の異常が分かれば、異常のある分子タンパクを標的にした、より効果的な治療薬 (分子標的薬と言います) を使うことができます。 肺がんの治療は日進月歩で進んでいますが、禁煙などの予防と早期発見・早期治療が大切です。当科では、肺がんの患者さんに、常に最新の治療を提供できるよう努めます。

  • 間質性肺炎

    一般に肺炎というと、細菌の感染によって起こる肺炎を言います。細い気管支や肺の奥にある小胞 (肺胞と言います) の中に炎症がおき、痰が出てくるのが一般的です。 一方、肺胞と肺胞の間を隔てる壁 (胞隔と言います) に炎症が起きて胞隔が厚くなり、肺胞がつぶれてくる病気が間質性肺炎です。痰は通常あまり出ません。 間質性肺炎が長引くと肺が線維化を起こして硬くなってくるので、肺線維症とも呼ばれます。 原因の分からない (特発性と言います) 場合が大部分ですが、感染・膠原病・粉塵・放射線・薬など、原因の分かる (続発性と言います) 場合もあります。 いずれにしろ、何らかの免疫異常が引き金となって起こると考えられています。
    特発性間質性肺炎の多くは診断や治療が困難で進行性ですが、中にはステロイドと呼ばれる副腎皮質ホルモン製剤が効く場合もあります。 また免疫を抑える薬や、線維化を予防する薬を使う場合もあります。
    間質性肺炎は、呼吸器病の中でも特に診断・治療が難しい疾患です。当科では、胸部 CT や気管支鏡を行い、できるだけ早期に、正しい診断を行い、最適の治療が行えるよう努めます。

  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)

    COPD という病名はまだあまり広く知られていませんが、慢性閉塞性肺疾患 (chronic obstructive pulmonary disease) の略語です。 新しい病気ではなく、これまでは「肺気腫」や「慢性気管支炎」と診断されており、最近まとめて COPD と呼ばれるようになりました。 軽い炎症が持続的に続くことで、肺の構造が破壊され、慢性の咳・痰症状や運動時の息切れが生じます。原因のほとんどは喫煙で、治療の第一歩はまず禁煙です。 禁煙しても肺がもとどおりに治るわけではありませんが、進行が止められる可能性があります。
    また症状がある場合は、吸入薬など適切な薬を使えば症状が楽になります。
    最近の疫学研究で、COPD は高い頻度で、心臓病や動脈硬化、糖尿病、骨粗鬆症などと一緒に起こることが分かってきました。 逆に言えば、高血圧や糖尿病、骨粗鬆症など生活習慣病がある方は、気づかない間に COPD も起こしている可能性があります。 慢性の咳・痰症状があったり、階段の昇り降りで息切れを感じるようであれば、胸部 X 線や肺機能検査 (スパイロメトリーと言います) を受けましょう。これらの検査で異常があれば、当科をご受診下さい。さらに詳しく精密検査を行って、COPD の早期発見・治療に努めます。

  • 漢方医療

    ストレス社会の現在、生活習慣病、慢性疾患が増え、病気=臓器だけを治そうとしても患者さんが抱える多くの悩みを改善させることは困難なことが多いのです。そんな時、西洋医学とは異なる角度で病気と向き合う医学である漢方を活用することで、これまでにない治療効果を得ることがあります。 当院の漢方外来では、西洋医学的に行われた検査結果を参考に、漢方的な診療を行って総合的に判断し治療を行っています。 次のような症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

    ・肩こり

    ・食欲不振

    ・慢性疲労

    ・冷え性

    ・便秘

    ・肥満

    ・頻尿   など

  • 呼吸器感染症

    空気の通り道である気道の感染症、肺の奥にある小胞 (肺胞と言います) の感染症、肺をおおっている膜 (胸膜と言います) の感染症が呼吸器感染症です。 いわゆる「かぜ」を含む上気道感染症、気管支炎などの下気道感染症、肺胞の感染症である肺炎、胸膜炎などがあります。 当科で主として治療の対象になるのが肺炎です。細菌やウイルスなどの病原微生物の感染によって起こるので、診断はその病原微生物とつきとめること、 治療は微生物を駆除する抗生剤を使うことになります。ひとくちに肺炎と言っても、まったく同じ診断・治療を行なうわけではなく、市中で発生する肺炎、 病院内で発生する肺炎、介護施設など医療関連施設で発生する肺炎は、病原微生物の種類や肺炎にかかる患者さんの年齢や健康状態が異なるため、診断や治療法が少し異なります。
    通常は抗生剤の内服や点滴でよくなることが多いのですが、抗生剤が効かない場合は、専門的診療が必要になってきます。 肺炎と思っていても、肺がんや COPD、間質性肺炎がかくれていることがあります。また場合によっては気管支鏡による診断や人工呼吸器による専門的治療が必要な場合もあります。 肺炎と診断・治療されてもなかなか治らない場合には、当科を受診、あるいは主治医の先生にご紹介してもらって下さい。