公益財団法人 日本生命済生会 日生病院

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産婦人科

子宮脱でお困りの方

  • 子宮脱などの骨盤臓器脱とは?

    骨盤の中にある子宮、膀胱、直腸などの臓器を支えている骨盤底の組織(筋肉や筋膜、靭帯など)の緩みによって、臓器がだんだんと下がってきて、最終的に膣を通って膣壁と一緒に体外に脱出してしまう病気で、体外に出た主な臓器の種類によって「子宮脱」「膀胱瘤」「小腸瘤」「直腸瘤」などと呼ばれています。
    出産や加齢、便秘、肥満、重いものを持たれる職業の方など、いくつかのなり易い因子が関係します。
    骨盤臓器脱は中高年の女性には身近な病気で、治療を受ける方は10万人程ですが、潜在的には500万人もの方がおられると推定されています。
    状態が進行すると排尿障害や歩行困難などのつらい症状が出て、女性のQOL(生活の質)を低下させてしまいます。

  • 従来の手術

    完治するには手術が基本となりますが、従来の手術方法は2週間くらいの入院が必要で、患者様への負担が大きく、再発率の高さも問題となっていました。

  • 当院では最新の手術である「TVM法」を実施しています。

    TVM手術とは?

    当院では、子宮を摘出せずに治す「TVM法」という手術を 取り入れています。ポリプロピレン製のメッシュを埋め込むことで、弱くなった骨盤の底の組織を補う方法です。(保険適用です)

    低侵襲の手術で患者様にやさしい。

    手術は通常2時間ほどで、膣側から行なうため開腹の必要はなく、術後の痛みや身体への負担も少なく、入院期間は術後約1週間です。

    実績があり、広く認められています。

    当院ではすでに多くの実績があり、平成19年の10月にこの手術の世界的なエキスパートであるフランスのリール大学婦人科のMichelle Cosson教授を日本に招聘する際も西日本で当院が代表として選ばれました。

  • 女性骨盤底外来(性器脱)を実施しています。

    子宮脱は、決して恥ずかしい病気ではなく、多くの人にみられるものです。 当院ではこのような方を対象に「女性骨盤底センター外来(性器脱)」を実施しておりますので、疑わしいと感じた方はお問合せください。当科では初診を含め完全予約制を行っております。(電話でも予約することが可能です)

セカンドオピニオン外来について

  • 婦人科一般疾患・骨盤臓器脱

    毎火曜午後 舩渡孝郎 現女性骨盤底センター長
    前副院長・産婦人科部長
    日本産科婦人科学会産婦人科専門医

    婦人科悪性疾患・婦人科一般疾患

    毎金曜午後 藤田征巳 現副院長・産婦人科部長
    大阪大学医学系研究科 招聘准教授
    日本産科婦人科学会産婦人科専門医
    日本産科婦人科学会産婦人科指導医
    日本婦人科腫瘍学会腫瘍専門医
    日本婦人科腫瘍学会腫瘍指導医

当科で実施する内視鏡検査・手術について

近年内視鏡を用いた手術は多くの分野で盛んに行われています。
産婦人科領域において当院で実施している内視鏡検査及び内視鏡手術(腹腔鏡手術)について紹介させていただきます。

  1. 不正出血や月経量が多く病院に行っても 筋腫でもないといわれる人
    ― 一度子宮鏡の検査を薦めます。2mmの内視鏡で子宮の中を直接モニターに映し出せます。子宮の中に粘膜下筋腫やポリープが見つかることが多いです。もし見つかってもレゼクトスコープと云う機械でお腹を切らずに膣から取ることができます、また不妊症の人も一度検査を受けられることを薦めます。
  2. 子宮筋腫で手術を薦められている人、でもお腹を切ることが嫌な人
    ―当科では、平成12年度は筋腫手術(単純子宮全摘術)の88%がお腹を切らない腹腔鏡下手術でした。この手術はお腹に1cmの穴を1カ所と5mmの穴を2カ所空けてする手術です。もちろん出産経験の無い人や帝王切開経験のある人にもこの手術をうけることが出来ます。この手術の利点は術後の回復がはやく、入院期間も短く、術後の痛みも殆ど無く、美容的にも綺麗です。もちろん良性の卵巣疾患や子宮外妊娠にも応用しています。
  3. 子宮内膜症で薬や注射を受けられてきた人、でも治らない人
    -2mmを用いた腹腔鏡での検査及び治療を薦めます。この内視鏡はお腹には殆ど傷がつきません、内膜症の病変を電気メスで焼く手術です。