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看護部について

看護部長からのメッセージ

 日本生命済生会は20247月に創立100周年を迎えました。激動の100年、時代のニーズに合わせて病院もその機能や役割が変わる中で、変わらないものが「済生利民」という創立時からの理念です。「済生利民」とは、生命や生活を救済し人々のお役に立つことを意味し、これはまさに「いのち、暮らし、尊厳」を支える看護の役割そのものです。

 看護部では、済生利民の精神を大切にしながら、ちょっと先行く未来に向けて2023年度より看護部理念と基本方針を一新しました。「当院を頼りにして下さる皆さんに安心していただける看護を提供します。国際化、多様化に対応できる豊かな人間性と高い倫理観を持った専門職者を育成し、病院と看護の発展に寄与します」という看護部理念の達成に向けて取り組んでまいります。ひとり一人が看護専門職として「お役に立つ」とは何か、自ら考え行動に移すことで成長とやりがいを持って働き続けられる職場作りを目指します。

 今後、医療・看護を取り巻く環境は、これまで以上のスピードで変化していくことが予想されます。これまで先輩方が培ってきた歴史を大切にしながら新たな価値を創造し、「これまでも、これからも」患者さんは勿論のこと、地域の方々や職員から信頼され愛される看護部を作っていきたいと思います。          

                                        看護部長 岡田 知子

看護部理念

当院を頼りにして下さる皆さんに安心していただける看護を提供します。
国際化、多様化に対応できる豊かな人間性と高い倫理観を持った専門職者を育成し、病院と看護の発展に寄与します。

基本方針 

  1. 当院を頼りにしてくださる方々に寄り添った、安全で安心な看護サービスを提供します。
  2. 患者の生命と生活、権利を尊重し、「その人らしく生きる」を支えます。
  3. 専門職として研鑽し、持てる力を最大限発揮することが職務満足につながる職場を目指します。
  4. 人々の多様な価値観を理解し、関わることができる柔軟性、自律性、創造性、倫理観を持った看護者の育成に取り組みます
  5. 他職種と協働し、チーム医療の発展に貢献します。

看護体制

当院は、一般病棟では看護師1人に対し患者7人以下(急性期一般入院料1)の夜間は看護師1人に対し患者12人以下の受け持ち(看護職員夜間配置加算12対1)となる手厚い看護師配置です。加えて、看護師でなければできない業務に専念できるよう各病棟に看護補助者を配置し、協働しています。また、経験年数や能力の違いによる看護レベルの差を補い、個人の成長やチームの結束力を高める固定チームナーシングをとっています。日勤帯ではチームの中でペアを作り、お互いに協力しながら安全・安心な看護を実践しています。

看護単位

9単位(一般病棟、HCU) その他、中央手術室、外来部門

看護方式(一般病棟)

固定チームナーシング(平日日勤はペア体制)
一部プライマリーナーシング

看護チーム

看護師、助産師、准看護師、看護補助者(約400名)

*看護補助者の活躍

2022年には、看護補助者チームが初めて9月の『月間MVP賞』を受賞いたしました。これは、コロナ禍において配属部署を超えて看護補助者全員で協力しながら業務を遂行したことを評価して頂いたのだと考えています。
この受賞で看護補助者は全員、モチベーションが上がりました。
今後もチームのために力を発揮いたします。